この1か月で最も株価が上昇した米国株ランキング(S&P500)
TSLA
テスラ
自動車・輸送機 / 国内自動車製造
EVの世界最大手。22年には車両販売台数ベースでの市場シェアが13.6%で1位。自動運転の草分け的存在。高級セダンの「Model S」、SUVタイプ「Model X」、廉価版の「Model Y」「Model 3」など車種は限定的だが、デザインや自動運転性能でユーザからの評価は高い。生産ラインの「完全自動化」を実現し、量産体制を整えてからは利益が急拡大。以降、株の割高度を示す指数「株価収益率(PER)」は高い値を推移。車両のブランド化に成功したため、1度に100万の値上げをするなど、強気の価格戦略が可能。
GLW
コーニング
情報技術 / 通信部品製造
PLTR
パランティア テクノロジーズ A
ビジネスサービス / テクノロジーサービス
ADBE
アドビ
情報技術 / コンピュータソフトウェア
PDF、画像、動画等、メディアコンテンツを編集するソフトウェアで世界首位。主要製品(ソフトウェア)はAcrobat(PDF編集)、Photoshop(画像編集)、Premiere Pro(動画編集)などがあり、プロから個人まで使用する世界標準ソフトを多数抱える。2012年にソフトウェアの提供方式を、買い切り型からサブスク型に変更し、以降、業績拡大が続く。サブスクビジネスの草分け的存在。
QRVO
クォルボ
情報技術 / 無線通信用半導体
ANET
アリスタ ネットワークス
情報技術 / 通信部品製造
AVGO
ブロードコム
情報技術 / 半導体
半導体の世界大手。日本でいう東芝。スマホに搭載する通信用チップやデータセンター向チップを手掛ける。身近な例だと、iPhoneのWiFi通信やBluetooth通信には同社の半導体チップが使われている。21年下期以降の半導体需要の拡大により大幅増収・増益。23年以降は需要が鈍化見込みだが収益は拡大予想。
NVDA
エヌビディア
情報技術 / 半導体一般
高速なAI処理に必要な画像処理半導体(GPU)で世界トップシェア。主にデータセンター向けや、家庭用ゲーム機、ゲーミングPCで使用されるGPUの設計を手がける。製造をTSMCに完全委託する「ファブレス型(持たない経営)」が特徴で業績が安定。
FICO
フェア アイザック
情報技術 / 情報サービス
ADSK
オートデスク
情報技術 / コンピュータソフトウェア
FDX
フェデックス
運輸・物流 / 航空貨物輸送
BLDR
ビルダーズ ファーストソース
小売り / 建設小売消費財
SMCI
スーパー マイクロ コンピューター
情報技術 / 電子記憶装置
AMD
アドバンスト マイクロ デバイシズ
情報技術 / 半導体
CPU設計・販売でIntelに並ぶ。「コア」と呼ばれる演算部分を数十~数百と大量に持つCPUの設計で、インテルを圧倒。「多体コアCPU」の草分け的存在。17年にはCPUの市場シェアで20%未満だったAMDは、21年には50%超となった。なお、AMDのリサ・スーCEOとNVIDIA創業者のジェンスン・ファンCEOは親戚。「NVIDIAのCEOは、AMDのCEOのおじさん」、と台湾メディアが18年に報道。
ORCL
オラクル
情報技術 / コンピュータソフトウェア
マイクロソフトに次ぐ世界第2位のソフトウェア企業。データセンターなどで大量データを管理するソフトウェア「データベース」で世界トップ。データベースとは、大量データを表形式で保存し、瞬時の検索・更新を可能にしたソフトウェア。超高速・超軽量のExcelの類。旺盛なSaaS需要によりクラウド部門の収益が拡大。なお、この説明文も「データベース」に保存されており、瞬時の検索・表示を可能にしている。